2004年第7次緑の協力掛川隊

7月29日(木)

交通機関
宿泊地
スケジュール
搭乗機種
29日(木)
恩格貝(9:00)
包頭(14:14)
フフホト(21:18)
包頭(10:00)
フフホト(16:16)
成都(23:45)
専用車
専用車
四川航空(3U172)
成都
蜀都大廈
専用バスで包頭へ
鳴沙山観光、オルドス地方婚礼ショー
包頭高速でフフホトへ
空路、成都へ
-
-
EMB145

    恩格貝から包頭
今日は、恩格貝からバスで包頭、包頭高速を使いフフホトへ、フフホトから空路で、成都に移動する。
朝の散歩、賓館の裏側に回ってみる。
学校の校舎のような建物がある、看板には、緑色希望小学校とある。
遠山正瑛先生が、作った沙漠の中の学校だ、中の様子に人の気配が感じられない。

緑色希望小学校

出発前に記念のフェンスに書き込みをする。
賓館前の池を吊橋で渡り対岸のフェンスの裏に回る。


吊橋を渡る。

フェンスには、適当な大きさの石、玉に近いが埋め込んであり、ここに全員のサインをする。


サインをする。

出発する団体は、我々だけで、他の団体はなく、見送りの団体も無い、寂しげな出発式であった。
賓館の前の広場を出て直ぐに左折、道路の左右に植樹されたポプラはあまり大きくなっていない。
主要幹線道路の出ると右折して舗装路を行く。
来る時に苦労した工事中の迂回路は、1車線のみ通行可能で辛うじて通行できた。
あっけなく包頭へ

    包頭・鳴沙山観光
包頭の町に入らず鳴沙山に向かう。
黄河が大きく迂回する場所で一度川に向かって急激に下る。
対岸の砂山が鳴沙山。
川をスキー場にあるような二人乗りのリフトで渡る。
リフト乗り場から眼下に鉄路が見える。
また、ラクダに飼育場がある。
リフトは一旦下り、川を渡って、登りになり終点になる。

リフト到着駅から黄河上流を見る。
左端にリフト、上段に見える大きなパオがレストランシアター。
方角からいうと、はるか彼方が恩格貝。

ラクダに乗り丘の頂上を目指す。



駱駝の背に乗り丘を目指す。

敦煌の鳴沙山のような大きな山ではない。
暫らくは緩やかな台地を行き最後が急激に登る。
駱駝の案内人はサービスに撮影をしてくれた。
現地の人たちは、靴に砂が入らないように靴を包み込む大きな靴下状のスッパツを借りていた。


すれ違った現地の若い人たち、中央の人が黄色いスパッツを着けている。

リフトからは台地から川に向かって滑り降りる人たちが見える。
川は渇水期で靴を脱いでズボンをたくし上げて渡っている。
丘の上では車で牽引したハングライダーを楽しんでいる。
戻りのリフトが案の定停止した。暫らくして動き出す。
鋭い汽笛が聞こえリフトから対岸の鉄路に列車がさしかかるのが見えた。
列車は、ジーゼル牽引の旅客列車であった。


ジーゼル牽引の旅客列車、リフトから撮影

リフト乗り場から眼下に見る鉄路は高さのある橋梁を渡りトンネルに入る。
絶好の撮影地であり、SLを走らせたら日本から観光客を呼べそうだ。


大きなカーブ、高度のある橋梁、バックに裸のガレ、手前に駱駝の飼育場
遠くに包頭の盆地、流れるは、黄河、これで蒸気機関車が黒煙を上げて走れば涙が

    オルドス地方婚礼ショー
昼食は、リフト乗り場の駐車場を横切って大きなパオ風のレストラン、オルドス地方婚礼ショーを見ながらとなる。

オープニング

筋は、単純で若者が令嬢を捕まえ結婚式を挙げるまでを描く。
派手な民族衣装が美しく楽しめた。料理は普通。

    フフホト
包頭の町を通らず高速道路をフフホトに向かう。
包頭を出て暫らく行くと左手から山が迫ってきて、陰山山脈の裾を縫って道路が延びている。
山は、岩山で木が少ない、標高が高く緯度も高いからだろう。

陰山山脈の末端、岩山。走行中のバスから撮影する。


山裾にある石炭の鉱山。走行中のバスから撮影する。

単調な景色が続く、サービスエリアらしきものがあり小休止をとる。
フフホトでは土産物店、工房を見る。
ナイフとか見るべきものもあるが、日本持込は出来ないだろう。


フフホトの土産物工房


フフホトの羊肉料理レストラン・小肥羊

    フフホトから成都
フフホト、成都間は空路、EMB145に搭乗、はじめて乗る飛行機だ。
真夜中の飛行で空港も見えず、下も見えない。
機内は、4列で我々の貸し切り状態であった。
成都空港は闇の中。
ホテルに直行する。

成都空港を出る頃には0時を回ってしまった。

正直な感想は、鳴沙山、婚礼ショー、土産物店を省略して成都に早く着いて欲しかった。

    タイムスケジュール

7月28日(水) Top 7月30日(金)

(注 このページの写真は、個人利用で壁紙等にすることはご自由です。
著作権は放棄していませんので、商用や2次利用する場合は必ず連絡下さい。)

***** 写真撮影とこのホームページの制作者 -大石幸雄- Oishi Yukio ***** inserted by FC2 system