2004年第7次緑の協力掛川隊

7月27日(火)

交通機関
宿泊地
スケジュール
搭乗機種
27日(火)
フフホト
恩格貝(8:30)
専用車
恩格貝賓館
専用バスにてクブチ沙漠・恩格貝へ
着後、沙漠ウォッチング、歓迎式典


フフホトのホテル、天井の木組み


フフホトのホテル

    フフホトから包頭
 フフホトからは、包頭まで高速道路を行く。
高速道路は、黄河沿いの平野の北側の山裾を縫ってゆく。
右手には、陰山山脈の先端が迫り、左手には草原が広がる。
山には木が少なく草と岩山になっている、所々に松が植えられている。
また、山脈から流れ出る川に水は少ない。
石炭の素掘りの跡がある、出炭は現在も続いているようだが地下のようだ。
右手の平野の中を鉄道が走り、時折長大な列車が遠望できる。
包頭市街の入口に11時40分頃到着。

    包頭から恩格貝
包頭市内から黄河を渡り南下する、黄河大橋は二本になり一方通行となる。
古い橋が右側南行き。
今までトイレがなく自動車の修理工場の裏手に行く。

トイレ脇で見つけた大型トラック

このあたりで運転手が混乱して右折する場所を見つけられずにかなり南下した。
間違いに気付いて戻ると左側、西側に大きな看板があった、見過ごしたようだ。
ここを左折したが、本来は、包頭から南下して右折する。
坦々とした舗装道路となる。
前回、2000年に川の中を渡ったのが嘘のようにスイスイと過ぎて行く。
2本目の橋を渡ると右手に昭君墓の丘が見える。
丘の麓に来ると右手には穴居の跡がある集落がある、1998年に道路工事で止められた苦い思い出の地だ。
これを抜けると有料道路。
目立つのは携帯電話のアンテナ、何処にでもある。
岩塩の採掘地になる、穴ぼこだらけだ。
またトラブル発生、前方の道路が工事中で通行止め、右手に迂回する。
穴ぼこだらけの岩塩採掘地を縫ってゆく、バスはギリギリだ。
右手に陰山山脈が見えるはずだが霞んでいる。
先行する煉瓦を積んだトラックが穴に嵌って動かなくなる。
道を探す、少し戻り、改めて別の道を行く、我々は降りて、車体を少しでも軽くする。
トラックは完全に嵌りこんで動かない。



穴に嵌ったトラック

何とかもとの道に戻る。
暫らく行くと三叉路、左にとって沙漠に入る。
見慣れた風車のある風景になると恩格貝、新しい賓館に着いた。
賓館のレストランでモンゴル式の歓迎を受ける。

    沙漠ウォッチング
沙漠の湖は、ダム湖だった。
確かにダム湖にモーターボートが走り、釣堀がある観光地と化している。

釣堀の看板と湖

湖のほとりに立っている大きなポプラは、10数年前遠山正瑛先生が最初に植えた北京ポプラとのこと。
心なしか沙漠に緑が増えたようだ。中国政府が航空機を使って草の種を播いているそうです。
ダム湖の堰堤は、幅10メートルほど、砂で出来ているので崩壊の危機に瀕している。
削り取られた地層には炭泥層が露出している。約1万年前のものとのこと。


黒い縞模様が炭泥層

砂丘の高みに登ると北側に、かなり大きく賓館が見える。


手前に湖、赤い屋根の左が恩格貝賓館、その後ろの山は、陰山山脈。
陰山山脈のかなたはモンゴルだ。

    タイムスケジュール
フフホト=包頭=恩格貝(泊)

7月26日(月) Top 7月28日(火)

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