第7次緑の協力掛川隊

九寨溝

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 第7次緑の協力掛川隊による沙漠緑化の帰途、2004年7月31日(土)九寨溝を訪問しました。
九塞溝は、四川省の北部にありアパチベット族チャン族自治州に属し、青海、チベットに続くa山山脈の南部に有ります。
川は、長江水系の嘉陵江の支流で白水江の源流となります。
標高は、入口で2040m、最奥の長海では、3100mあり、周囲の山は5000メートルを越えています。
九寨溝の名前は、チベット族の村が、9つある渓谷を表わします。 9=「九」、村=「寨」、渓谷=「溝」です。
 1970年代に、樵が伐採に入り発見され、自然の素晴らしさが広く知られようになりました。
1978年国家自然保護区に指定、1992年ユネスコの世界自然遺産に登録、1997年には世界生物圏保護区にも指定されました。
九塞溝の渓谷は、南が開いた逆Y字型になり中央部にビジターセンター、食堂、土産物バザールがあります。
東南に開いた腕が則査窪溝で、最奥に長海があります。西南には、日則溝が腕を広げます。
合流した中央部が、樹正溝で北上して入口となります。
 比較的新しい場所で、自然を破壊しないで、多くの人を受け入れるよう、巧にレイアウトされています。
訪問した当日は、夏休みの土曜日であり、1日2万人が訪れたといわれています。
入山制限が行なわれているので、フリーで入る事は難しく、成都等でツアーに申し込むと良いでしょう。
 国家風景名称区で、入園料を支払い、バスで移動するのが通常の方法となっています。
バスは、環境保護のため、全て園内専用の天然ガス燃料車となります。
観光客は、園外の駐車場に止めて、園内専用車に乗り換えます、個人の場合は乗合バス、団体は専用車です。
乗合バスは、1日有効、乗り降り自由のチケットを購入します。
 観光は、要所に配置されたバス停で降り、木径や、歩道を歩いて、また、バス道路の戻り、他に移動します。
バス道路は、殆ど左岸に配置され、対岸には、目立たないように通しの歩道があります。
 背景の写真は、展望台から見た長海で、見える範囲は、入口だけで更に奥深く広がっています。

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