駿河台森づくり・活動報告

函南原生林樹木観察会、グランドワーク三島視察

日時平成27年5月20日(土) 7時から19時まで。
場所函南原生林樹木観察会、グランドワーク三島
内容函南原生林樹木観察会と三島グランドワーク視察を樵の会との共催で平成27年5月20日(水)、18名参加で行いました。
函南原生林は今回、2回目で前回は11月と秋の静かな森の散策と紅葉の森を歩きました。
周回コースで、結構アップダウンのある行程でした、今回は別の入り口県道20号接から入り原生の森に下るコースをとりました。


さすがに初夏の森はみずみずしく青葉若葉の季節で秋とは全く違う姿を見せてくれます。
KさんとTさんを講師にして2班に分かれて森に入ります。まず急な下りですが、暫く下ると周回コースに出ます。
ここからは前回とは逆コースとなり緩やかな下りで途中巨木のブナになりますが、残念ながら数年前に枯れて朽ちてしまいました、
が、周りには若木が見られ将来の跡継ぎが育っています。
全体的には標高800メートルくらいで、ヒメシャラの巨木などが見られここ駿河台とは森の雰囲気が違っています。
みなさん一つでも木の名前、特徴など熱心に覚えていました。
木肌がよく似たヒメシャラ、ナツツバキ、リョウブの区別がついた、など収穫もあったようです。


最後に周回コースを外れて良く整備された原生の森公園に出ます、ここは清冽な小川が流れ、池もある意外とよい雰囲気の場所でした。



ここで昼食を摂りバスに戻りました。少し時間が足りなかったがよい観察会で初夏の森を満喫し、心地よい汗をかいたところです。
続いて三島に戻りグランドワーク三島の視察になります。
グランドワーク三島はNPO法人の先駆けで源兵衛川の復活、ミシマバイカモの保護など多彩な活動で知られ、
従業員を確保しそれらが事業としてなりたっている団体で、ボランチィア団体のお手本と言われています。
数年前に藤枝市の主催で先進地域として視察し感銘を受けた所です。
今回は、理事の方と若い方の案内でまず清住緑地の見学を行いました。
宅地開発で貴重な富士山からの湧水が埋め立てられるのをどう阻止したかを伺いました。
水辺にカルガモの姿がありましたが、前回の見たときはもっと自然が残っていたような気がします。
続いて源兵衛川を下流から川の中を飛び石伝いに渡りながら遡りました。途中カワセミを撮影しているカメラマンに出会い、
トンボの生態を研究している研究者に出会うなどさすがに清流だなという感じです。
病院の中から、レストランのテラスから眺められて川が活用されている感があります。


ミシマバイカモは養殖されている感があり、また川の中にカーラが育てられてちょっと前回の視察とは違和感があったのは残念。
最後に日帰り温泉に浸かって1日の疲れをとって帰路に着きました。
実り多い一日でした

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写真撮影とこのホームページの制作者-大石幸雄-Oishi Yukio
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