1.概要
夜叉神峠峠も西口は、東側の一般路の喧騒とは無縁で、嘘のように静かです。
標高 | 1842.1m(高谷山)1 | 2万5千分の一地形図 | 夜叉神峠 |
2.山行記1997年10月10日(金)天候・晴れ
アプローチ
早川尾根の栗沢山へ登ろうとして家を出る、5時の出発が、7時になってしまう。
藤枝=静岡=清水=興津ときて、国道52号線を北上、芦安を通過し夜神峠にかかる。
峠の東側の駐車場は既に満車、道路に車が溢れている。広河原からのバスが戻れずに立ち往生している。
何とか通過する、峠の西側は車が3台あるのみだ。
広河原に近づくにつれて道路の空きスペースには駐車してある。
いやな雰囲気だ、案の定広河原は車で溢れている、駐車出来ない。
仕方なく夜叉神峠に戻る、東側は駐車できないので西側に車を置く。
こちら側は、東側の喧騒は嘘のように静かだ。たったの4台だけ。
西側登山口から夜叉神峠
西側登山口より登り始める。私より少し若いご夫婦と一緒になる。
最初は、急登で始まる。しかし、その分高度は稼げる、先行し、ガレ場の上、北側が切れる所で休憩。
ここまでで20分、ここからトラバースにはいる。落ち着いた雑木の林でなかなか良い雰囲気だ。
更に30分程で水場にくる。休憩していると先程のご夫婦が追いつく。
コーヒーのご相伴に預かる、ここで昼食にする。
やはり、昔の人は、道作りが旨い。
傾斜が適当で登り易く、峠の直下に水場を設けている。
安倍奥の地蔵峠、十枚峠、刈安峠、安倍峠、井川峠、大日峠みんな、登り易く水場がある。
水場から20分で夜叉神峠、北岳が見えた、まだ紅葉には早い、足元には、リンドウの花。
左にすぐに小屋前の広場、まあ、なんと、人がいっぱい。
ラーメンをつくり、写真を撮って退散。
夜叉神峠から高谷山に寄って、戻る。
峠からすぐ南の高谷山に寄ってみる。特に問題無く頂上に出る。
頂上は、静かで、三角点がある。三角点の下に小広いスペースがある。
展望は、北側が開けて、手前の木が少しだけ紅葉し、北岳が見える。また、甲斐駒が頭だけ覗かせる。
ここで、千葉からきたというオバサン3人組に出会う。
この混雑でバスのダイヤが不定期になっているので、中央線沿線まで乗せることにする。
峠に戻り、また西登山口を目指す、山道は落葉が積もり、ふかふかで足に優しい。
歩き易く、静かでよい雰囲気を楽しんで、喜んでもらえたようだ。
帰りの車中は賑やかで、すぐに韮崎駅となる。
ルートの細かい説明のないのは、一般ルートで問題無いということです。
3.参考タイム
夜叉神峠西口(20分)尾根の切れ目(30分)水場(20分)夜叉神峠(30分)高谷山(60分)夜叉神峠西口
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