1.概要
以前の深い笹は、切り開かれ、手軽に登れる山となった。
登るのに最適な季節は、まずは春5月上旬、シロヤシオが多く、開花の季節です。
また、ブナ等の広葉樹が多く、秋の紅葉も良い。
標高=1,627.1メートル・2万5千分の1地形図=蕎麦粒山
2.山行記
1998年4月29日(水・みどりの日) 天候・晴れ
アカヤシオを見に大札山に登る。
残念ながらアカヤシオの花の時期は終わってしまった。少しある大札山のシロヤシオが咲き始めた。
急遽蕎麦粒山に行くことにする。
蕎麦粒山のシロヤシオは未だ咲いていない。
藤枝(8:00)==大札山登山口(9:30)--大札山(10:10-10:40)--大札山登山口(11:00)
==山犬の段(11:20)--蕎麦粒山(12:00-12:30)--五樽沢のコル(13:00)--五樽沢のコル入口・林道(13:10)
--山犬の段(14:00-14:40)==藤枝(16:40)
シロヤシオを見に登る。
アプローチ
シロヤシオは4月の29日に来たときはまだ殆ど咲いていなくほんの1、2輪花が付いていた。
蕾が膨らんでいる木もみられたので、今日9日が丁度満開だろうと見当をつけてきた。。
尾呂久保を過ぎて林道が未舗装になるところから霧になる、登るほど酷くなる。
蕎麦粒山、大札山の鞍部を過ぎると視界は数メートルになる。
山犬の段につく頃は少し上がって視界が開ける。
山犬の段には車が10台程、モトクロスバイクが4台。
山犬の段から蕎麦粒山に上り、林道を回って帰る。
立派になった休憩舎の横から登山道に入る。
暫く登り頂上近く、登山道の右手に数本のシロヤシオがある。1本が奇麗に花を付けている。
他の木は花つきが良くない。
頂上に来たが周りは霧で、寸又の山は全く見えない。
軽い食事の後、下りにかかる。五樽沢のコルの手前にシロヤシオが咲いている。
去年よりは花つきが良くない、よく見ると去年よく咲いた木には今年の花はあまりない。
去年は登山道に近い木がよく咲いていた。今年は奥の方がよい。
五樽沢のコルから三ツ合へ登る、ピークのてまえにシロヤシオがいっぱい咲いている。
今年のシロヤシオは今日が最高。去年よりは花つきが良くないがまあまあ良かった。
写真には今日の天候が霧で冴えない写真になってしまった。
バイクの人たちによれば、稜線林道は山犬の段から8キロほどで通れなくなるとのことです。
<参考タイム>
藤枝(8:45)==山犬の段(10:30)--蕎麦粒山(11:10-11:30)--五樽沢のコル(12:10)--
三ツ合(12:50)--五樽沢のコル入口・林道(13:30)--山犬の段(14:15)==藤枝
アプローチ
今日は、静岡、千頭を回って上長尾から南赤石幹線林道に入る。
大分遅くなり11時に山犬の段に着く、既に駐車場は満車状態で4、50台の車が停まっている。
登山道入口から蕎麦粒山
早速蕎麦粒山に取付く、登山道に入ると直ぐに倒木が目に付く。
昨年はこんなに多くの木が倒れていることは、なかった。
幸い、中川根町が手入れしてあって登山道を塞ぐようなものは、片付けられている。
不必要に手入れされた登山道を行く。周りは、ブナ等の大木に囲まれて良い雰囲気を醸し出している。
頂上に近づくとシロヤシオの木が出てくるが、未だ蕾の状態だ。
40分ほどで蕎麦粒山の頂上に着く、小休止の後、頂上を後に、稜線を北上する。
蕎麦粒山から五樽沢のコル
すると、今度は、シロヤシオの白い花が目に付くようになる。
ほぼ満開のものから、3分咲きのものまであるが、もう終わりかけたもののもある。
特に五樽のコルにかけては、良く咲いているものが多い。
途中、北の方見通しが効く場所に出る、バラ谷山、黒法師岳、丸盆岳、その間に不動岳が見える。
遥か遠くには、聖岳、上河内岳が霞んでいる。
コルの手前、ガレの縁、黒法師岳をバックに満開の木を見つける。
数枚のシャッターを切る。巧く撮れたかな。
五樽のコルから林道に下りて山犬の段に戻る。
林道からは、前黒法師岳が大きく、その右の朝日岳があり、その間には、大無間山が浮かんでいる。
山犬の段に戻る、まだかなりの車が置いてある。
天候にも恵まれ、今年のシロヤシオもまず、まずの開花状況といえます。
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