足久保の入口の山。別名牛が峰。
四方に尾根を派生し、登路が多く、よく登られている。
途中に不動の滝、高山の池と見所が多い。
頂上の北側に東と南の展望の優れた、ドームがあり、富士山と静岡市内が良く見える。
高山の池に水芭蕉が植えられていた。
本来あるはずのない植物で、従来の生態系が壊されたのではないか。
早急に撤去し、生まれた場所に帰してあげたい。
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アプローチ
バイパスを、平和町で左折、狩野橋安倍川右岸に移る。
足久保団地の手前の信号を左折し足久保川に入る。
直ぐに小さな標識があり更に左折し、八十岡の集落、抜けて林道になり道路脇の空き地に駐車する。
八十岡林道終点茶畑まで
車を置いた場所から少し歩くと八十岡林道入口となり、道路左にも数台の車が置ける。
沢の左岸、舗装された林道を行く。
杉や桧の人工林を抜け、お茶畑になると上に送電線が渡り、右手上には鉄塔が望める。
林道が、一度右岸に移る、傾斜を増しもう一度左岸に戻り高度を上げて行く。
正面に茶畑が広がり林道の終点になる、左に団子石、右に高山の標識がある。
ここで休憩。
八十岡林道終点から不動の滝
林道終点からは左岸を行き堰堤を越えて、山道にはいる。
最初は、沢沿いに行くが暫らく行くと沢を渡って右岸に移る。
沢は2分し、右が本流、径は次第に沢を離れ杉林を登って行く、林の中に不動の滝へ5分の標識を見つける。
林の中を下り気味に行き、水音が近づき沢が近くなる、少し登って沢に出る。
左を見上げると壁になり冬なので殆どないが水が落ちている。
少し休んで元に戻る、水を口に含んでみるが余り味がしなかった。
不動の滝 |
不動の滝から稜線
戻って、杉林をジグザグに切って登って行く。
小さな尾根のようで、林は良く手入れされ日が入り下草も見られる。
杉林が桧の若木の林に変わる、突然気温が下がったように感じる。
こっちの林は、手入れがしてなく薄暗く陰気な感じがする。
壊れた小屋などが見られる、前方が明るくなり稜線が近いのが分かる。
桧林を抜けると内牧分岐のある稜線に登りつく。
内牧分岐 |
稜線に出て高山の池
稜線に出ると右は桧林、左は明るい天然林で快適な登りとなる。
径は、稜線沿いと右に少し下がって着いているが稜線のほうが見通しが良い。
滑り易い大岩を乗り越え、杉林の中を行くと高山の池へ3分の標識に出会う。
標識を左、天然林の中を行くと前方が少し高くなり、杉林の中湿地となり小さな池がある、高山の池だ。
高山の池 |
驚いたことに水芭蕉が植えられ植生が変えられていた、非常に残念なことだ。
自然破壊になってしまったことについて植えた人たちは意識していないのだろうか。
高山の池由来 |
高山の池から高山頂上
高山の池からは、直接頂上に登る径もあるが戻って続きを登ることにする。
杉林の中を右にトラバースし、頂上直下よりも少し右を直登すると稜線に出る。
八十岡への標識がある、左に行き薄暗い杉林の中に頂上、三角点がある。
高山三角点 |
戻って少し北に行くと明るい草地の見晴らしの良いドームになる。
ここからは、南に正面に静岡、清水の市街地、日本平、伊豆半島、駿河湾が望める。
東には、安倍東山稜の上に富士山が覗く。
高山、北のドームから見た富士 |
北には、大谷崩れに雪がついているのが見えるが、今日は南アルプスは雲の中、晴れていれば見えるだろう。
手前には、大棚山から突先山、大山と足久保の山々が近い。
大棚山 |
下りは、足久保に向う、八十岡に戻る、内牧に下る、水見色に下る、と幾つかのルートがある。
藤枝(7:15)==静岡==足久保八十岡(8:30)--八十岡林道終点/団子石分岐(8:50)--
不動の滝入口(9:15)--不動の滝(9:20)--稜線/内牧コース分岐(9:50)--
高山の池(10:20-10:30)--高山頂上(11:00)
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