The Room of Naturalist |
悠々西安・未央宮遺跡を探して |
西安の西北にあることは判っています。 前回近くまで行きましたが、見つけられませんでした、地名に未央区がありその何処かにあります。 小高い丸い丘だけが残っているという情報もありました。 他には何も無く行っても見るものは無いとも言われました。 今回ガイドについた張君は心当たりがあるようです。
逆に開発されなった為に遺跡が残されたといわれます。 まだまだ発掘の手がつかず眠っている遺跡も多いといわれています。 西安の街を抜け、西安駅の東側の立体交差で鉄道を渡り駅の北側に出て左折します。 比較的大きな道、自強東路で西安駅の北側を通過し、自強西路を突き当たり右に曲がって星火路。 3本目の交差点を左に曲がると太興東路、北に向かう鉄道の支線を渡り、ロータリーを越えると太興西路。 魏家村を北に郊六公路に入り、未舗装になった道路を揺られて鍵型に曲がって東張村のゲートをくぐります。 曲がりくねった集落を抜けると畑が広がります。余りにも何も無いところで不安になります。
直ぐに、畑の真ん中を左右に横切る土塁の跡らしきものが見つかります。
それ以降顧みられることなく、また草に埋もれてしまったようです。
壁の脇を子供たちが現れました、遊び場にしているようです。
丘には大勢の人が見え、大空には凧が舞っています。 あれが未央宮ですよ、とのこと。確かに道路脇に未央宮の小さな標識がある。 実際に丘に登り、歩いてみると、この辺一帯が未央宮の跡であり、丘が基壇の跡であることが判る。 車を降りて丘を目指し、歩く、径や畦が升目に切られて、直接丘に斜めに近づくことは出来ない。 丘は思ったよりも高く大きく、丘の麓には大きな未央宮の遺跡を示す石碑がある。
この石碑によれば、土台だけで、奥行き350m、幅200m、高さ15mとある。 |
悠々西安2003 |
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写真撮影とこのホームページの制作者 -大石幸雄- Oishi Yukio