第7次緑の協力掛川隊

沙漠に木を植える方法

1998年の時には、一斉に並んで穴掘り、水遣りを行ないました。
また、保水剤を根につけて植えてゆきました。
水遣りはバケツリレーで行ないました。
何度かの試行錯誤の結果今回の方法に落ち着いたようです。
掛川隊では、機械・アースドリルを現地においてありこれによる穴掘りも併用しています。
32名の隊員で、約600本を植えてきました。

苗場から苗木を掘り取る

既にある程度の本数は、現地スタッフの皆さんが用意してあります。
今回は、苗場から苗木を掘り取るところから始めました。
苗場には挿し木により育てられた苗木が植えて、林になっています。
この中から適当な苗木を一人当たり数本掘り上げました。
苗木は、真っ直ぐで、木肌が美しいものを選びます。
掘り上げられた苗木は、枝や葉を落とし根を整えます。

沙漠に穴を掘る

沙漠の砂地に直径50センチ、深さ90センチほどの穴を掘ります。
今回は、数少ない雨が降り、スタッフが植える場所に水を撒いてありました。
水分が多く、穴掘りは比較的楽に掘る事ができました。
乾燥した砂は、掘る傍から崩れて苦労するのが、軽減されました。
ある程度掘り進むと立った作業難しく、膝をついて行なうと楽に出来る。
シャベルの柄の下の部分が隠れるのが目安になる。
苗木を立てる

苗木を底まで差込立てて少し揺すり落ち着かせる。
周りの土を底にかけてある程度のところで足で踏み固める。
掘り上げた土で水鉢を作る

掘り出した土を寄せて苗木の周りに盛り上げ水鉢を作る。
この鉢の中に降った雨や流れた水が貯まるようにする。
流れてきた水を受けるように高いところに水の入口を付ける。
水遣りは、ホースで大量の水を後ほど纏めて遣ることになる。
植え終わった状態

これが植え終わった状態、約100本ある。
水遣り

植え終わった苗木にホースで大量の水遣りをする。
バケツでは量が少なく、活着が悪いようだ。

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