駿河台森づくり

種から育てる

ツバキ


2006年12月23日撮影、2005年秋採種し、2006年春に発芽したもの
自然に種が落ちて発芽したものをポットに植え替えたものから花が咲いた。
苗のためには花を摘み取るほうが良いのだが咲かせてみた。
白の抱え咲きで、赤の斑が入る、玉霞にも似る品の良い花が出た。


2006年9月17日採種


2006年9月17日撮影、2005年秋採種し、2006年春に発芽したもの
実は、庭のツバキ・初嵐から自然に種が落ちて発芽したものをポットに植え替えた。
隣には、薄いピンクの花が咲くヤブツバキがある。
自然交配があるかも、花が咲くのが楽しみ。


2005年11月3日撮影、母樹・初嵐

一般的には

1.採種したら直ぐに播く、乾くと発芽しない。
2.水につけ、沈んだものを播く。浮いたものは虫が入っている、発根しない。
3.上に2,3センチ、土を被せる。
4.乾かさない、落ち葉などをかぶせる。
5.翌年の春に芽がでたら植え付ける。
6.種がついたままで、根が出たものが良く着く。
7.雑木林を構成する樹種として育てるのなら品種には拘らない。

ひとつだけの花

1.園芸品種は、一般的には元の親に戻ってしまう。
2.変わった花や、新しい花、珍しい花を求めるのなら園芸品種の多い場所で採種する。
3.園芸品種の多い場所で採種したものは、思いもよらぬ色、形の花が咲くことがある。
4.これらを選別すると新しい品種の椿を作ることが出来る。
5.新しい品種でなくても自分だけ、ひとつだけの花を楽しむことが出る。

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写真撮影とこのホームページの制作者-大石幸雄-Oishi Yukio
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