日本砂漠緑化実践協会の植林事業について、協会の発行しているパンフレットから転載します。
協会の事業等の詳細は、協会に直接にお問い合わせ下さい。
協会の目的 『砂漠開発は世界平和への道』
現在の世界人口、56億余は21世紀半ばには100億に達すると予想されます。
全人類が安定した生活をするために、地球や大気の保全と、
食糧・住居・収入の確保を実現しなければなりません。
一方地球の30%を占める砂漠地帯は、気象変動と人口や家畜の増加による植生の消滅で、
毎年6万平方キロ(およそ四国と九州を併せた面積)ずつ砂漠化が進行しています。
この動きを止めなければなりません。
又、砂漠の民は最貧に喘ぎ、争いが絶えません。
民族、国境、宗教問題がいわれていますが、貧しさが主因と考えます。
この貧しさをなくす努力が世界平和への第一歩だと思います。
私たちは、ただ単に警鐘を鳴らすだけでなく、地球の砂漠緑化と開発事業を実践して緑の大地をふやし、
定住域を拡げ、食糧や生活材の自給と自立化への手助けを行い、
全人類の幸福と世界平和の実現に貢献しようとして行動しています。
緑の協力
中国との共同研究によって、砂漠植林から森を創ることが実証されました。
点(記念植樹など)や線(並木や囲いなど)だけでなく面(防風林や森)にするため、
耐乾・耐風・耐病性植物や植樹の研究を同時進行させながら拡げています。
1991年から植樹したポプラは、順調に成長し、自然の植生や小動物・昆虫なども増え、
流動砂丘も止まり、若々しい森の生態系が拡がっています。
『緑の協力隊』は砂漠の人々と動植物たちに力を貸して、
不毛の荒地が人と他の生物たちの共生の場になるべく、
植樹活動を通して緑の大地を創り続けています。
地球を救い世界平和のために、あなたも緑の協力隊に参加なさいませんか!!
200万本植林募集キャンペーン
1991年協会発足を機に、5年で100万本植林の計画をスタートさせました。
幸い千数百人の会員と大勢の方々の浄財に加え、
地球環境基金をはじめとする政府機関、民間団体等からのご支援を得て、
予定より早く100万本植林を実現することが出来ました。
その間約4年間に植林ボランティアの「緑の協力隊」は、69隊1500余名の尊い汗と善意が、
ポプラの木と共にしっかりと根づいて、中国の人々の理解も深まり、大いに感謝されています。
いよいよ、第2期200万本植林に挑戦いたします。
植林は、治山治水はもとより、大気中の二酸化酸素(CO2)を吸収する、最も有効な手段であり、
生態系の共生を回復して荒地を緑の大地に蘇らせ、農業、畜産開発の促進と相俟って、
世界の砂漠開発のモデルを提供したいと頑張っています。
場 所 中国内蒙古自治区のクブチ砂漠
植 林 ポプラ等の木を出来る限り早急に200万本にする。
実 施
・資金協力
・新彊ポプラの苗木を自給自足する
・苗圃と移動圃の整備
・植林のための整地・水利の整備
・「緑の協力隊」を植林ボランティアとして全国から募り、中国の人達と一緒に植林する
募金
募金は一口1000円で受け付けています。何口でも結構です。
送金方法 郵便振替で下記にお送り下さい。
口座番号 00160-5-553452
加入者名 日本砂漠緑化実践協会
その他、詳細は、日本砂漠緑化実践協会にお問い合わせ下さい。
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日本砂漠緑化実践協会
住所 東京都中央区銀座3-12-18 新岩間ビル2階
TEL 03-3248-0389
FAX 03-3248-5351
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以上は、協会発行のパンフレットから掲載させていただきました。
遠山先生のこと
略歴等は、本とかを見ていただくとして、92才の現在も現場でお元気で、
働いておられるのを拝見して感動を受けました。
(注 このページの写真は、個人利用で壁紙等にすることはご自由です。
著作権は放棄していませんので、商用や2次利用する場合は必ず連絡下さい。)
***** 写真撮影とこのホームページの制作者 -大石幸雄- Oishi Yukio *****